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AI / 学習とリサーチ

データの裏づけを確かめる

「研究によると」を、検証できる形に分解する

次の主張を検証してください:[主張を貼り付け]。1)データで反証できる具体的な命題に分解する;2)裏づけに必要なデータ(サンプル、期間、対照群)と、主張に欠けている項目を示す;3)相関と因果を分け、代わりの説明を一つ以上挙げる;4)出所の強さを評価する(一次研究/二次報道/事業者の資料/出所なし);5)数字をどこで確認できるかのチェックリストを出す。
使い方

3 番が「データによると」を崩します。相関と因果のあいだには、たいてい第三の変数がいます。

向いている場面

  • 「研究によると」「データでは」で始まる結論を、資料や記事に引用しようとしているとき
  • ある数字(転換率 300% 向上、業界平均の離職率)が転載され続けているのに、算出方法を誰も説明できないとき

向いていない場面

  • 発想を広げるためのおおよその方向が欲しいだけで、個々の数字の責任を負わないとき
  • 主張そのものが価値判断(残業すべきか)で、データをいくら足しても結論が出ないとき

例

入力
「弊社ツールを導入したチームは納期が 40% 短縮しました」
得られるもの
「導入後に納期が 40% 短縮した」という反証可能な命題に置き換え、対照群の欠如、指標の定義(どの納期を、何チームで)、出所が事業者資料である点を指摘します。代わりの説明として、新しい道具を試す余裕のあるチームはもともと工程が整っていた、を最低一つ挙げます。確認作業は、未導入チームの同時期データを求めることです。

よくある誤用

  • 出所だけを疑い命題に分解しない。「出所が怪しい」は主張が誤りである証明にならない
  • 相関を因果として読み、選択バイアスを検討しないまま投資判断に使う

こう変えると効く

  • 「必ず揃えるべき数字三つと、それぞれ最短の確認経路」に絞る。時間がないとき向き
  • 「データが正しいとして、どこで過度に一般化されやすいか」を足す

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