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自分用のプロンプトテンプレート集をつくる

テンプレート集は、他人のプロンプトを百個集めることではありません。すでに繰り返している自分の仕事を書き留めることです。他人のテンプレートを使うと、出力はその人の仕事のようになります。

進め方

  1. ステップ1:素材を集め、「散らばった考えを構造化する」で分類する

    直近二週間の実際の仕事を見ます。週報、メール、仕様、振り返りについて、元の入力、最終成果物、詰まった箇所を一つずつ残します。それをそのまま「散らばった考えを構造化する」に渡し、入力は何か、出力は何か、どこで詰まったかで分類し、三回以上現れる型を探します。素材は五から十件で大半の繰り返し業務を覆えます。一度しか出ていない型は、たぶん一度きりの仕事です。

  2. ステップ2:「同じ内容を読み手別に書き分ける」で変数を見つける

    実際の成果物を一つ選び、「同じ内容を読み手別に書き分ける」で三人向けに書き分けます。新しい同僚、上司、顧客です。版によって変わる箇所が変数、変わらない箇所が固定構造です。変わる箇所を角括弧にすれば、テンプレートの骨格になります。役割を一文、仕事を一文、制約を三つ足します。文章としてつなげて書かないようにします。

  3. ステップ3:「同じ段落を3つの語調で」で語調も固定する

    「同じ段落を3つの語調で」を使い、語調を変数として試します。同じ段落を中立的、親しみ、控えめの三通りで書き、どれが自分らしいか、ブランドとして耐えられるかを見ます。決めたらテンプレートの固定部分に書き、毎回選び直さないようにします。語調が混ざるほうが、言葉が平凡なことより傷になります。

  4. ステップ4:「AIっぽさを消す」でテンプレートの中身のない指示を削る

    「AIっぽさを消す」をテンプレート自体に使います。「必ず確認してください」のような中身のない指示を削り、情報を運ばない形容詞を削り、「最適化する」を「この三箇所を直す」に変えます。テンプレートの中の空っぽな指示は、毎回の出力にそのまま複製されます。草稿を一本直すより、こちらのほうが効きます。

  5. ステップ5:「草稿を読みやすく整える」で仕上げ、版を残す

    「草稿を読みやすく整える」をテンプレートの説明文に使い、他の人が空欄を埋めても何を入れるか分かるようにします。そして版を残します。日付、変えたこと、変えた理由です。ファイルの先頭に三行を置きます。用途、最近の変更、当てはまらない場面です。

使うプロンプト

よくある質問

テンプレートはどこまで詳しく書きますか

他の人が空欄を埋めても使える結果になる程度です。それ以上細かくすると一度きりのスクリプトになり、仕事が変わった瞬間に使えなくなります。

プロンプトのテンプレートはどこに置くのがよいですか

毎日開く場所がよいです。ノートアプリの固定ページでもコードリポジトリでも構いません。検索でき、直せて、履歴が残ることが重要です。

他人のテンプレートをそのまま使ってもいいですか

出発点としては構いませんが、空欄と制約は自分のものに置き換えます。そのまま使うと出力が他人の仕事のようになり、自分の案件の特殊な条件で詰まります。