草稿を読みやすく整える
意味と情報密度はそのままに、言葉の面だけを整える
あなたは日本語のネイティブ編集者です。次の文章を読みやすく整えてください。条件:1)元の意味と情報密度を保つ;2)決まり文句、重複、中身のない形容詞は削る;3)私が書いていない内容は足さない;4)修正後、主にどこを変えたかを一文で示す。 [草稿を貼り付けてください]
使い方
意味が変わってしまった箇所があれば、その一文を指して理由を聞きましょう。たいていは編集が範囲を越えた場所です。
向いている場面
- 一度別の言語で考えてから日本語にした原稿です。論点は残っていますが、語順と語の組み合わせにその言語の癖が出ていて、翻訳調に読めます。
- 内容はもう変えません。出す直前で数か所だけ文がねじれ、指示語も曖昧なので、言葉の面だけ誰かに見てほしいところです。
向いていない場面
- 何を言いたいのかまだ決まっていない段階です。まず構成案を使うべきで、整えてしまうと、考え切れていない部分まで考え切れているように見えてしまいます。
- 契約条項、技術仕様、対外的な声明です。文を整えることが拘束される範囲を動かすことになるので、得るものよりリスクが大きくなります。
例
入力
本ツールの価値は、専門知識のないユーザーでも、これまで専門家が必要だったデータ整理を完了できる点にあります。
得られるもの
二文に分け、「本ツールの価値は〜という点にあります」を「専門知識がなくても整理できる」に畳みます。機能の説明は足さず、最後に主にどこを変えたかを一文で添えます。
よくある誤用
- 「整えておいて」とだけ送って本文を貼らないことです。自分とは無関係な、流暢なだけの文章が返ってきます。
- 「ついでに内容も充実させて」と足すことです。境界が緩むと、加えられた文を一行ずつ原文と突き合わせる羽目になります。
こう変えると効く
- 「元の意味と情報密度を保つ」を「文の統合・分割と段落の並べ替えを許可する」に変えます。構成は問題ないのに文が絡まる原稿に向いています。
- 末尾に「削った語句とその理由を列挙する」を足します。自分の語感は残したまま、点検だけ借りたいときに使えます。