週報
上司向け。結果とリスクを中心に
以下の断片的なメモから週報を書いてください。構成:1)今週出した結果(「進めた」ではなく検証できる事実で);2)起きた問題と自分の対応;3)来週の予定(最大 3 項目、優先度付き);4)あなたに決めてほしいこと・調整してほしいこと。全体 300 字以内。 [メモを貼り付け]
使い方
「進めた」は数字・リンク・出荷物に置き換える。置き換えられないなら、その行は書く意味がない。
向いている場面
- 金曜の午後に週報を提出し、月曜の Weekly でも口頭で触れる。手元には散らばったコミット、Slack のやり取り、消した TODO しかないとき。
- 3 つの案件が動いているが 1 つも終わっていない。正直に「どこで詰まっていて、誰の協力が要るか」を書くべきで、作業の羅列では意味がないとき。
向いていない場面
- この資料を OKR の評価や人事の自己評価に使う場合。週報は進捗共有であり、評価向けの言葉にすると自己称賛になり、OKR の点数とも食い違います。
- 外部依存を待つだけで成果がなかった週。「成果」を無理に作ると水増しの文になり、「ブロックと調整依頼」の型に切り替えるべきです。
例
入力
月:決済コールバックのリトライを修正、負荷試験 3 回。水:ベンダーと請求書を突き合わせ、先方の押印待ち。木:顧客 A から書き出しが遅いと連絡、N+1 と判明、修正は未完で未リリース。金:小周の案をレビュー、コメント 4 件。
得られるもの
成果は検証できるものだけ書く。リトライ修正はリリース済みで負荷試験 3 回通過、書き出し遅延は N+1 と特定し修正は未リリースなので「未解決」ではなく「未リリース」と明記する。続いてブロック(押印待ち、2 通目送信済み)と来週の優先順位 3 件、最後に「今週のリリースに書き出し修正を含めるか」の判断を上司に仰ぐ一文を置く。
よくある誤用
- 1 週間分の日報を貼り付けて「整えて」と頼む。出てくるのは読みやすい日記で、上司には成果もリスクも見えないままです。
- 「推進しました」「フォロー中」「継続的に改善」を成果として書く。検証できない言葉が並ぶと、本当にできたことも疑わしく見えます。
こう変えると効く
- 「上司が今四半期に重視しているのはリリース時期と人件費。関連するものを最初の段落に」と足すと、自分の作業順ではなく相手の関心順に並びます。
- 「検証できる証拠がないものはすべて『進行中』とし、次の一手と日付を書く」と足すと、「やった」が「できた」に化けるのを防げます。