TDEE の計算方法と活動係数の選び方
TDEE は1日に消費するカロリーで、基礎代謝に活動係数を掛けたものです。ツールは BMR を計算し、選んだ活動レベルで増やして、400kcal 低い参考値も出します。
摂取量の出発点にする
減量・増量・維持のどれでも、まず必要なのは維持カロリーの目安です。体重65kg、身長172cm、30歳なら BMR は約1,580kcal、週3回の運動(1.375)で TDEE は約2,173kcal、減量の目安は約1,773kcal になります。
この数字は答えではなく出発点です。2週間、体重とウエストを記録し、変化が目標と合っているかを見て100〜200kcal ずつ調整します。体重が減ると BMR も下がるため、5kg 減るごとに再計算するとずれを抑えられます。
- 維持カロリーの目安を出す
- 減量の開始時の目標を決める
- 増量なら200〜300kcal 足す
式・活動係数・性別の扱い
BMR = 10×体重(kg) + 6.25×身長(cm) − 5×年齢 + 5 です。末尾の+5は男性式で、女性式は−161、差は166kcal あります。本ツールは性別を選ばず常に男性式を使うため、女性は約166kcal 引いてください。
活動係数は運動した1時間ではなく一日全体で選びます。1.2 座位中心、1.375 軽い運動(週1〜3回)、1.55 中等度(週3〜5回)、1.725 高強度(週6〜7回)、1.9 非常に高いか力仕事です。1段階高く選ぶと100〜200kcal 多く出ます。
- 女性は約166kcal 引く
- 活動係数は一日全体で判断する
- 結果は整数表示のため小さな丸め誤差がある
推定値にとどまる理由
この式は集団の平均から作られており、個人差は±10%程度あります。体組成や甲状腺機能、服薬、遺伝で実際の消費量は変わり、身長と体重が同じでも300kcal 以上違うことがあります。
妊娠中・授乳中、未成年、摂食障害の既往がある人、競技者の減量期には向きません。実測したい場合は間接熱量計を使うか、2週間の摂取量と体重変化から逆算します。持病や服薬がある場合は医師や管理栄養士に相談してください。
- 2週間の体重変化で補正する
- 妊婦・授乳中・未成年には不向き
- 持病・服薬時は専門家に相談
よくある質問
女性に高めに出るのはなぜですか?
本ツールは末尾が+5の男性式を常に使います。女性式は−161なので166kcal の差があります。BMR・TDEE・減量の目安のすべてから約166kcal 引いてから使ってください。
活動係数は1.375と1.55のどちらですか?
一日全体の活動量で判断します。デスクワーク+週3回のジムなら1.375、よく歩き週4〜5回運動するなら1.55に近づきます。迷ったら低いほうを選び、2週間の体重変化を見てから上げてください。
なぜ400kcal 低い値なのですか?
急激な空腹を避けながら緩やかに減らせる、目安としての穏やかな差です。医学的な処方ではなく、減る量を保証するものでもありません。強い疲労や不眠、月経の乱れがあれば差を小さくするか相談してください。
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