住宅ローンの毎月返済額の計算方法
元利均等返済は毎月の返済額が一定で、内訳の利息と元本の割合が少しずつ変わります。借入額・年利・返済年数から、標準的な公式で毎月の額を計算します。
購入前に返済額を確認する
物件価格だけでは家計の余裕は判断できません。3000万円を年利1.5%・35年で借りると、毎月約9.2万円、利息総額は約860万円になります。返済年数を25年に縮めると毎月は約12.0万円に上がり、利息総額は約600万円まで下がります。
頭金を増やす、金利が0.5%上がる、収入が増えて期間を短くする、といった判断にも使えます。変数を1つずつ変えて計算し、毎月額と利息総額がどちらへ動くかを確認してください。
- 20年・25年・35年の毎月額と利息総額を比べる
- 金利が0.5%上がったときの負担を確認する
- 頭金の違いで借入額と毎月額がどう変わるか見る
元利均等の式と入力方法
月利=年利÷12、回数=年数×12(四捨五入して整数月)です。毎月返済額=P×r×(1+r)^n÷[(1+r)^n−1]。借入額は万円単位で入力し、3000なら3000万円、85.5なら85.5万円です。
年利は4.9のように入力し、0.049ではありません。金利が0のときは元本÷回数になり、ツール側で別に処理するためゼロ除算にはなりません。総返済額=毎月額×回数、利息総額=総返済額−元本で、いずれも小数2桁表示です。
- 借入額は万円単位(3000で3000万円)
- 年利は4.9と入力する(0.049は不可)
- 回数は年数×12を四捨五入
銀行の試算と一致しない理由
銀行は日割り計算、初回の不足月、基準金利による見直し、口座管理料、保険の有無などで実際の返済額を変えます。数十円から数千円の差は珍しくありません。元金均等、元金据え置き、段階返済はこの式に当てはまりません。
元金均等は毎月の元本が一定で返済額が徐々に減り、利息総額は少なくなりますが当初の負担は重くなります。本ツールは元利均等のみを扱うため、両者の結果を直接比べないでください。契約に使う数字は銀行の返済予定表で確認します。
- 元金均等・元金据え置き・段階返済は対象外
- 税金・保険・事務手数料は含まない
- 最終的な数字は銀行の返済予定表を優先
よくある質問
元利均等と元金均等はどれくらい違いますか?
3000万円・年利1.5%・35年なら、元利均等は毎月約9.2万円、利息総額約860万円です。元金均等は初回が約10.9万円で毎月少しずつ減り、利息総額は約790万円になります。毎月の安定を取るか、総額を取るかの違いです。
毎月額×回数が総返済額と合わないのはなぜ?
毎月額は小数2桁で表示しますが、計算内部では丸めていません。表示値を回数分掛けると1円未満の差が出ます。差は丸めによるもので、返済計画そのものの誤りではありません。
金利に0を入れるとどうなりますか?
元本を回数で割る無利息の計算になり、ゼロ除算にはなりません。実際の商品には据え置き期間や優遇金利があるため、契約時の返済予定表を確認してください。
関連ツール:住宅ローン返済額シミュレーター