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ローンガイド:元利均等と元金均等の選び方

同じ借入額と同じ金利なら、元利均等は毎月の返済額が一定で総利息が多く、元金均等は毎月の元金が一定で返済額が少しずつ減り、総利息は少なくなります。差は元金の減る速さから生まれるもので、銀行が余分に取っているわけではありません。

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両方を計算しておくべき場面

契約の前に必要です。営業担当は月々の返済額を 1 つだけ示すことが多いですが、同じ借入額でも返済方式を変えると、最初の数年の毎月の負担が数百から千円単位で変わり、総利息は車一台分ほど違うこともあります。両方を並べて初めて、当初の返済が家計で耐えられるか分かります。

もう 1 つは繰上返済です。期間短縮にするか返済額軽減にするか、いま実行する意味があるかは、返済曲線のどこにいるかで変わります。元利均等は利息が先行するため、最初の数年は返済額の大半が利息です。この時期に元金を減らす効果が最も大きくなります。

入力でつまずかないために

年利は契約書の名目年利(3.1 など)を入れてください。実質年率(APY)でも、自分で月利に直した値でもありません。ここでは月利 = 年利 ÷ 12 で計算します。期間は年 × 12 で、30 年なら 360 回です。3 つのうち 1 つでも誤ると、それらしい数字のまま大きくずれます。

2 つの方式の違いは、元金が減る速さを見ると分かります。元利均等は元金と利息をまとめて一定額にするため、前半は利息の比率が高く元金はゆっくりしか減りません。元金均等は毎月「元金 ÷ 回数」を返し、残った元金に対して利息が付くので返済額は下がり続けます。同じ金利で総利息が少ないのは、平均して元金の返済が速いからです。

限界:出るのは返済額であって、総コストではない

結果には事務手数料、担保評価料、保険、保証料、繰上返済の手数料、そして税金は含まれません。公的融資と民間ローンの組み合わせは金利が異なるため、別々に計算して合算してください。変動金利の場合、この固定金利の結果は現時点の水準を示すものにすぎません。

また実際の引き落としは実日数で計算され、毎回 1 円未満を四捨五入するため、銀行の明細と数十円違うことは正常です。家計の見積もりでは、1 円単位を詰めるより返済額を上に丸めるほうが実用的です。最後に、総利息が少ないことがそのまま有利とは限りません。手元に残す資金の機会費用と、繰上返済が生活防衛資金を削らないかを確認してください。

よくある質問

元利均等と元金均等はどちらが得ですか?

何をもって得とするかで変わります。同じ金利なら、元金均等は元金の減りが速いため総利息は少なくなりますが、当初の返済額は高くなります。元利均等は毎月一定で前半は楽ですが、総利息は増えます。手元資金がローン金利を安定的に上回る運用ができるなら、差額を残すほうが有利なこともあります。置いておくだけなら、元金均等のほうが節約になります。

繰上返済は期間短縮と返済額軽減のどちらがよいですか?

期間短縮のほうが利息の節約は大きくなります。利息が付く期間が短くなるからです。返済額軽減は毎月の負担を下げますが、総利息の減少は小さくなります。元利均等の前半、元金均等の前半から中盤が効果的で、元金均等の終盤は残った元金が少なく効果は限られます。手数料の有無を先に確認してください。

自分で計算した総利息が銀行と数十円違うのはなぜですか?

よくある原因は 3 つです。銀行は実日数で利息を計算するのに対しこのツールは月単位であること、毎回 1 円未満を四捨五入した誤差が積み上がること、実行日が月の途中で初回の日数が短くなることです。数十円の差は正常で、数百円以上違う場合は金利か回数の入力誤りを疑ってください。

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