複数の写真に文字の透かしを入れる方法
商品写真やポートフォリオに店名や著作権表記をまとめて入れたいときは、ブラウザで画像の透かしツールを開き、文字・位置・サイズ・透明度を一度決めてから一括処理します。画像は端末の外に出ず、サーバーには送られません。
本当に必要な場面
商品写真や物件写真、作品のサンプルをクライアントに送る前、あるいはフリマやマーケットプレイスに出す前に、店名や © のアカウント名を入れておくと、出どころが分かり、右クリックでそのまま保存されにくくなります。とくに入金前のサンプルでは、きれいな元画像をそのまま渡さない方が安全です。
スマホの小さい写真とカメラの大きい写真が混ざっている場合は、文字サイズを固定ピクセルではなく画像幅の割合で指定します。どの画像でも同じくらいの見た目になり、一枚ずつ調整する手間が省けます。
- 納品前のプレビューにクレジットを入れる。
- 複数のプラットフォームへ同じ店名で出す。
- 未入金のサンプルに薄い透かしを入れておく。
失敗しないための手順
必ず元画像から始めてください。PNG は PNG のまま出力され、それ以外は JPG に再エンコードされます。すでに透かしが入った画像に重ねると圧縮が積み重なるので、一度使った成果物は使わない方が安全です。サイズは画像幅の 5% 前後、透明度は 50% 前後から試し、実際の背景の上で確認します。明るい背景では色のコントラストも見てください。半透明の黒い縁取りは付きますが、色の選び方までは補えません。
位置は左上・右上・左下・右下・下中央・中央の 6 か所だけで、ドラッグやタイル状の繰り返しには対応していません。端に寄せるほどトリミングで消されやすいため、防ぎたい場合は中央を選びます。ただし中央は被写体に重なります。まず 1 枚だけ処理して仕上がりを確認し、それから残りをまとめて処理してください。
- 長い店名は画面からはみ出すことがあるので短くする。
- 中央は消されにくいが被写体を隠す。
- 一括処理の前に 1 枚で位置と大きさを確認する。
- EXIF は引き継がれないため、必要なら元ファイルを残す。
使わない方がよい場面
隅に入れた文字は、本気で転用する人には簡単に消されます。本当に守りたいなら、タイル状の透かし、低解像度のプレビュー配布、不可視の透かしなどが必要で、このツールの守備範囲ではありません。ロゴや QR コード、図形の透かしを入れたい場合もデザインソフトを使ってください。ここで描けるのは文字だけです。
HEIC の一部など、ブラウザが読み込めない形式は、先に JPG へ変換してから処理してください。透かしは暗号化ではなく、共有権限を変えるものでもありません。受け取った画像は保存できます。
- タイル状・図形の透かしはデザインソフトで。
- 不可視・追跡用の透かしは専用サービスで。
- 閲覧制限はドキュメントサービスで行う。
よくある質問
複数の写真で透かしの大きさをそろえるには?
文字サイズを固定ピクセルではなく、画像幅に対する割合で指定します。5% 前後にすると、スマホの小さい写真でもカメラの大きい写真でも似た見た目になります。次に処理するときも同じ割合を使ってください。
透かしはどこに置くと切り取られにくいですか?
四隅と下中央はトリミングで消えやすいです。中央は消しにくいものの、被写体に重なります。商品写真はまず下中央、重要なサンプルは中央を選ぶとよいでしょう。目立たず、かつ切り取られない位置はありません。
透かしを入れると画質が落ちたり、画像がアップロードされたりしますか?
描画はブラウザ内で行われ、アップロードはありません。PNG は PNG のまま画素が変わりません。JPG などは一度再エンコードされるため、透かし入りの画像にさらに重ねると劣化が積み重なります。必ず元画像から処理してください。EXIF は失われます。
関連ツール:Add Watermark