長い行の切り詰め:数百文字のログ行を80文字に収める
各行の80文字を超えた部分が省略記号に置き換わり、短い行はそのまま残ります。数え方はバイト数でも表示幅でもなく文字数なので、漢字や仮名も1文字と数え、言語が混ざった行でも長さが読みやすくなります。
切り詰めが向いている場面
サーバーログからスタックトレースを抜き出すと、数千文字の JSON が1行に連なっていることがあり、チケットに貼ると折り返しの壁になります。80文字で切れば1行が画面の1行に収まり、先頭にあるエラーメッセージという重要な部分が見えたままになります。
CSV や取得した記事を要約のために人に送る場合も同じです。切り詰めても行数は元のままなので「12行目」と指せる状態が保て、長すぎる行がチャットや表のセルを押し広げることもなくなります。
- ログやエラー出力をチケットに貼る
- 数百文字の CSV 行をざっと確認する
- 行数を変えずにテキストを見せたいとき
誤解を生まない使い方
長さは80文字で固定で、バイト数や表示幅ではなく文字数で数えます。漢字80文字でも英字80文字でも同じく上限に達するため、全角だから早く切れるということはありません。ただし端末やチャットでは全角文字のほうが広いので、見た目は折り返すことがあります。
単語の境界は判定しません。80文字目がどこにあってもそこで切るため、英単語や URL、JSON のキーが途中で分断されることがあります。結果は「読む」ためのもので「使う」ためのものではありません。ID やパス、金額をコピーしたいときは元のデータに戻ってください。
- 80文字固定で変更できない
- 英単語・URL・JSON が途中で切れる
- 正確な値が必要なら元ファイルを確認
使えない場面と代替手段
切り詰めは元に戻せません。省略記号より後ろの内容は結果から消えており、コピーした結果から復元することはできません。唯一の控えに使ったり、切り詰めた CSV をシステムに再取り込みしたりしないでください。列が短くなり、データが壊れます。
単語単位や表示幅単位で切りたい場合は別の手段が必要です。単語単位ならエディタの折り返し表示と手動改行、表示幅なら東アジア文字の幅を考慮した処理になります。目的が「見た目を短くする」ことではなく「ファイルを小さくする」ことなら、内容を削らずに圧縮やアーカイブを使ってください。
- 切り詰めは不可逆。元ファイルを上書きしない
- 切り詰めた CSV を再取り込みしない
- 単語単位・表示幅単位なら別のツール
よくある質問
なぜ80文字なのですか?100文字に変更できますか?
現在は80文字で固定で、ページに長さの設定はありません。別の長さが必要なら、いったんここで切ってからエディタで調整するか、句読点で長い行を分割してから残す量を決めてください。80文字は、チケットやチャットで横スクロールが起きにくい目安の幅です。
英単語が途中で切れることはありますか?
あります。文字数だけを数えて単語の境界を見ないため、80文字目が単語の途中なら「configur…」のように切れます。読みやすさを重視するなら、結果をエディタに戻して分断された語を直すか、単語単位で折り返すエディタを使ってください。
切り詰めたあとで元の文章に戻せますか?
戻せません。省略記号より後ろは出力から削除されているため、コピーしても復元できません。元のログやファイルを保管しておき、全文が必要なときは必ず元データから読み直してください。
関連ツール:長い行を切り詰める