PDF のページ数と用紙サイズを確認する方法(Acrobat なしで)
PDF をドロップすると、ページ数、各ページのサイズ(pt とミリの両方)、用紙規格、回転角度、タイトルや作成者などのメタデータが表示されます。読み取り専用で、ファイルはアップロードされません。
本当に必要になるのはどんなとき
印刷前につまずくのは本文ではなく、用紙サイズと向きであることがほとんどです。全ページが同じサイズと同じ向きかを先に確認しておけば、印刷後に横向きの A4 が混ざっていたと気づく手間が省けます。
結合、分割、ページ番号の付与は、ページサイズが揃っていることを前提にしています。A3 や Letter が 1 ページでも紛れていると、結合後のページ番号や余白がずれます。
- 印刷や入稿の前に、仕上がりサイズと用紙規格を確認する
- 複数の PDF を結合する前に、ページサイズが揃っているか確かめる
- 届いたスキャンが A4 か非標準サイズか判断する
- 横向きページや回転ページの混入を探す
数値の読み方
PDF の長さの単位はポイント(pt)で、1 pt = 1/72 インチ、およそ 0.3528 mm です。A4 は 595×842 pt(210×297 mm)、Letter は 612×792 pt になります。842×595 と表示されていれば、同じ用紙を横向きに置いた状態です。
このツールは最初の 1 ページだけではなく、全ページを「幅×高さ」でグループ化して集計します。用紙名は最寄りの規格サイズに合わせて判定するため、2 pt を超えて外れると「カスタム」と表示されます。スキャンや塗り足し付きの入稿データでは珍しいことではありません。
- サイズ分布がいくつのグループに分かれているかを見る(1 つなら統一)
- 幅が高さより大きい 842×595 は横向きページ
- 「カスタム」の場合は pt または mm の実数値を確認する
- タイトルや作成者が空の場合もあり、生成ソフト次第
できないことと代替手段
読み取り専用のツールです。サイズ変更、回転、ページ削除、テキスト抽出、フォント一覧の表示はできません。開くためのパスワードが設定された PDF は解析に失敗するため、元のソフトで解除してから使います。
編集が必要なら PDF 編集ソフトを、フォントの埋め込みや画像解像度の確認が必要なら Acrobat のプリフライトや pdffonts などのコマンドラインツールを使ってください。数百ページの文書はメモリを多く消費し、タブが重くなることがあります。
- サイズ変更・回転・ページ削除は PDF 編集ソフトで
- フォント・画像解像度・色空間は Acrobat のプリフライトや CLI で
- 暗号化されたファイルは、先にパスワードを解除する
よくある質問
595×842 pt は何サイズですか?
A4(210×297 mm)です。PDF は 1/72 インチのポイントで長さを表すため、595×842 pt が A4 に相当します。842×595 と表示される場合は同じ用紙の横向きです。
用紙名が「カスタム」になるのはなぜですか?
用紙名は最寄りの規格サイズに合わせて判定しているため、A4 や Letter の標準値から 2 pt を超えて離れると「カスタム」になります。スキャン、塗り足し付きの入稿データ、レイアウトソフトからの書き出しでよく起こります。pt と mm の実数値を見て判断してください。
パスワード付きの PDF でもページ数を確認できますか?
できません。開くためのパスワードが設定された PDF は解析できず、エラーになります。作成したソフトでパスワードを解除してから再度お試しください。
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