画像リサイズガイド:幅・パーセント・長辺での拡大縮小
リサイズは数字を変えるだけに見えますが、幅指定、パーセント、長辺指定では仕上がりが違います。モードを間違えると、一括処理した画像のサイズが揃いません。
画像のリサイズが必要な場面
最も多いのはサイズ指定がある場合です。応募システムが幅を制限していたり、SNS が長辺の上限を決めていたり、EC が商品画像の幅を統一するよう求めたりします。元のままアップロードすると拒否されたり、プラットフォーム側でさらに圧縮されてぼやけたりします。適切なサイズで書き出すほうが結果を管理できます。
見た目を揃えたい場合もあります。アイキャッチ、商品一覧、スライドの画像は、幅がばらばらだとレイアウトが乱れます。セット全体を同じ幅に縮めてから高さを調整するほうが、1 枚ずつ手で直すより安定します。容量を減らすだけなら、品質を下げるよりサイズを変えるほうが効くことも多いです。
3つのモードの選び方
幅指定は、横のサイズが決まっている場面に向きます。高さは元の比率から計算されるため、同じ組でも高さは揃わないことがあります。パーセントは幅と高さを同じ率で変えるので、素材一式を半分にしたいときに向きます。長辺指定は「長い辺を一定以下にしたい」場合に便利で、横長も縦長も同じように制限できます。
多くのリサイズツールは縦横比を固定します。顔や商品が潰れないので望ましい動作です。固定サイズが必要なら、先に目標の比率でトリミングしてからリサイズします。4:3 を 16:9 に内容を削らず変えるには、引き伸ばしではなく余白を足す必要があります。プリセットは出発点と考え、書き出す前にピクセル数を確認してください。
- 幅の指定がある:幅指定を使う
- セット全体を揃える:パーセントを使う
- 長辺だけ制限する:長辺指定(通常は縮小のみ)
代替手段と、リサイズしないほうがよい場合
小さい画像を拡大しても情報は増えません。canvas は既存のピクセルの間を補間するだけなので、小さい画像を大きく引き伸ばすほど輪郭が甘くなります。本当に解像度が必要なら、元の高解像度ファイルを探すか、専用の超解像ツールを使ってください。小幅な拡大は許容できますが、倍率が大きいほど差が出ます。
Web では表示サイズが違うだけで、ファイルを変える必要がないこともあります。CSS で表示を制御し、srcset で画面に合った画像を選ばせれば柔軟です。実際のピクセルを変える必要があるのは、アップロード制限、印刷、オフライン納品などの場面です。原本を残し、リサイズ版は別名で保存します。
よくある質問
幅指定・パーセント・長辺指定の違いは何ですか?
幅指定は幅を固定し、高さを比率から計算します。パーセントは幅と高さに同じ係数をかけます。長辺指定は長い辺だけを制限し、通常は縮小のみで拡大はしません。一括処理では前の 2 つはサイズが揃わず、長辺指定は外枠だけを制限します。
拡大すると画像がぼやけるのはなぜですか?
拡大は既存のピクセルを補間するだけで、存在しない細部は作れないからです。倍率が高いほど輪郭や質感が甘くなります。小幅な拡大は問題ないこともありますが、大きくするなら AI 超解像か、より高解像度の元画像を使ってください。
一括リサイズでサイズが揃わないのはなぜですか?
想定どおりの動作です。幅指定では高さが元の比率に従い、パーセントでは各画像の元サイズから計算されます。完全に同じサイズにしたい場合は、先にすべて同じ縦横比にトリミングし、固定の幅と高さで書き出してください。
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